特化一次は4×4にしないほうが良い?
特化産業(林業や農産業など)について調べていって分かったことが一つ
輸出入のミスマッチってよく見ますよね
森から切り出した原木を地域外に輸出してる横で製材所が地域外から原木輸入してたりするアレです
特化二次から一般産業でもまああるんですけど一般産業から商業はほぼ見ない、
でも特化1次から2次ってかなり近くに置いても平気で無駄に輸出入しててイラつきますよね
あれって実はシステムの根本に原因があってちょっとした工夫で結構簡単に改善できるんです
1.建物一棟当たりの面積を抑える(主)
2.建てるタイミングを揃えない(副)
の2点で割りと解決できる気がします(筆者の主観込)
とりあえず今回は1についてです
無駄に長いんで一番下の結論まで読み飛ばしても多分問題無いです
一応基本的なところの説明から
特化産業には一次と二次があります
一次は原料を生産して二次に渡し、二次は渡された原料から加工品を生産して一般産業に渡します
基本的には一般産業が都市外から輸入していた分を市内で生産するようになるため
都市に出入りする貨物が減ってインターから工業地帯までの間の渋滞を軽減できます
ただ、二次加工の工場ばかり建っているようだとあまり効果が見込めません
必要な原料が一次で生産されている量より少なければ都市外から原料を輸入し、
生産した加工品が一般産業で必要な量よりも多ければ都市外に加工品を輸出する、という感じで二度手間になってしまいます
欲を言えば一次二次無駄なく使いきって輸出入を最小限に抑えたいものです
ではどうすれば一次と二次のバランスが取れるのでしょう
それにはそれぞれの施設の生産量を知るのが大切です(かなり長くなるので今記事では詳しい検証の内容は省略します)
結論から言うと一次と二次の生産量は面積比で1:1です(二次と一般産業は一般のレベルによりますが1:1~1.6だと思われます)
なんだか体感としては一次のほうが多くないと安定してないような気がしますよね?
面積以外の要因だと工場の人数が定員に足りない場合や地価が異常に低い=公共サービスがほぼ何もカバーされていない場合に微減しているようですがほぼ誤差の範囲内です
それよりも工場間で輸出入のタイミングが合わずに都市外に輸出される量のほうが問題です
よく見かける「森から切り出した原木を地域外に輸出してる横で製材所が地域外から原木輸入してたりするアレ」の原因ですが
特化2次で原材料が不足するも特化1次には在庫が十分にない→特化二次は地域外にトラックを出すように要請、入荷待ちフラグが建つ
この間に特化1次は十分すぎる量の原材料が貯まったので輸出先を検索する→特化2次は地域外からの入荷待ちで受け付けてくれない
→特化1次は近場の材料の無い工場に輸出できず地域外へ輸出…という感じみたいです
二次施設に搬入して余った場合の再検索は入荷待ちフラグを無視して搬入できるようですが
そもそも地域外にトラックを要請してる時点で都市内のどの一次にも在庫が十分にない状態なんでほぼ起こりません
(おそらくカスタムアセットで容量の大きいトラックを使っている場合くらいでしょう)
このタイミングのずれを無くすには都市内に在庫をプールしておくことです
なんとかしてこれを解決できないかいろいろ実験していたら一つ気が付きました
4×4の畑からより4×2のほうがトラック出てくる間隔長いよねってことです
出荷先が市内に無い状態で調べたところ、4×4は25日、4×3は33~35日、4×2は50日間隔で地域外に輸送していました、これは面積比とほぼ等しいです
(4×3が安定しないのはトラックの容量に対して生産量が割り切れないため、都市外へ出荷する閾値を超えるタイミングがずれてしまうためだと思われます)
(出荷タイミングがトラック容量に関わってくるのは一般産業やカスタムアセットを使った検証時に確認済、
バン(内部値8000)とその他の車(内部値6000)で出荷された場合では次の出荷までのタイミングも微妙に違います)
おそらく内部値がその産業がもともと使う車の容量(特化産業では8000固定、カスタムアセットを入れても変わらず)もしくはそれより小さいアセットがある場合はそのどちらかタンダム、を超えたタイミングが出荷可能になるタイミングで、2倍を超えるとその値だけを地域外に向けて輸出する、といった感じです
(容量の大きなアセットを入れた場合デメリットは特にないですがメリットもあまり無いです、容量を十分に使わないで都市内外に向かいます
都市外から輸入される原料と加工品は常に満タンで来るため輸入の車は大幅に減らせるように思えますが
材料の無い工場はそれぞれ別個にトラックを呼ぶので余った分を配ってくれるだけでそこまでの効果はありません
大体は複数台着てそれぞれかなり余らせたまま帰っていきます
容量の小さなアセットを入れるとすぐに内部値が容量の二倍になってしまってどの工場もすぐに地域外に輸出し始めます
都市内の要請にはすぐに応えられるようになっていると思いますが地域外輸出になり易くなるために
一般産業に対して特化の割合をかなり多くしないといけなくなるうえ、トラックの稼働率が高くなりデメリットばかりが目立ちます
総論としてはカスタムアセットを入れてもそこまで改善しないという感じです)
だいぶ長くなってしまいましたが結論だけ言えば「面積に半比例して無駄に輸出をしにくくなる」って事です
4×4よりも4×3、4×2のほうが市内の工場に出荷しやすくなります
小さければ小さいほど無駄に輸出しにくくなりますが道路に対しての効率や見た目が悪くなるので(重要!)
個人的には4×2あたりがちょうどいいかな、という感じです
また、二次施設以降は出荷だけでなく入荷もあるのであまり細かいと入荷時の路駐で後続を止めてしまいやすくなりますし
そもそも二次施設以降は消費量や生産量が施設Lvによって違うのである程度勝手に並が平均化されていくのでそこまで気にならないでしょう
とはいえ裏路地に1×1を並べておくとかなりの緩衝材にはなります(相当長い間自分で地域外からトラックを呼ばないため)
理論上は1×1の特化二次は400日毎に1トラック生産し、前の原料入荷から400日経つと市内に原材料を募集し、
そこからさらに400日間市内に十分な原料を持った特化一次が居ない状態が続いた場合に地域外からトラックを呼ぶ、と思われます
(書いていて気が付きましたが、非常に長いスパンで製品を生産する、というのはIT特化のオフィスの仕様と同じですね
DLCを入れてないので検証できませんし、トラックが出ないと検証が難しいのでとりあえず保留ですが
ITオフィスを建てまくった近くの商業地区の品物不足がかなり改善する、とよく見かけるのはこれが原因なような気がします)
つまり路地裏に1×1一般産業を詰め込めるだけ詰め込むと商品不足が改善する可能性が微レ存?
今のところ効果が保証できるのは特化1次と2次くらいですが他の産業でもそれなりに効果はありそうです
たまには4×4だけでなく小さな工業スペースも建ててみてくださいね
輸出入のミスマッチってよく見ますよね
森から切り出した原木を地域外に輸出してる横で製材所が地域外から原木輸入してたりするアレです
特化二次から一般産業でもまああるんですけど一般産業から商業はほぼ見ない、
でも特化1次から2次ってかなり近くに置いても平気で無駄に輸出入しててイラつきますよね
あれって実はシステムの根本に原因があってちょっとした工夫で結構簡単に改善できるんです
1.建物一棟当たりの面積を抑える(主)
2.建てるタイミングを揃えない(副)
の2点で割りと解決できる気がします(筆者の主観込)
とりあえず今回は1についてです
無駄に長いんで一番下の結論まで読み飛ばしても多分問題無いです
一応基本的なところの説明から
特化産業には一次と二次があります
一次は原料を生産して二次に渡し、二次は渡された原料から加工品を生産して一般産業に渡します
基本的には一般産業が都市外から輸入していた分を市内で生産するようになるため
都市に出入りする貨物が減ってインターから工業地帯までの間の渋滞を軽減できます
ただ、二次加工の工場ばかり建っているようだとあまり効果が見込めません
必要な原料が一次で生産されている量より少なければ都市外から原料を輸入し、
生産した加工品が一般産業で必要な量よりも多ければ都市外に加工品を輸出する、という感じで二度手間になってしまいます
欲を言えば一次二次無駄なく使いきって輸出入を最小限に抑えたいものです
ではどうすれば一次と二次のバランスが取れるのでしょう
それにはそれぞれの施設の生産量を知るのが大切です(かなり長くなるので今記事では詳しい検証の内容は省略します)
結論から言うと一次と二次の生産量は面積比で1:1です(二次と一般産業は一般のレベルによりますが1:1~1.6だと思われます)
なんだか体感としては一次のほうが多くないと安定してないような気がしますよね?
面積以外の要因だと工場の人数が定員に足りない場合や地価が異常に低い=公共サービスがほぼ何もカバーされていない場合に微減しているようですがほぼ誤差の範囲内です
それよりも工場間で輸出入のタイミングが合わずに都市外に輸出される量のほうが問題です
よく見かける「森から切り出した原木を地域外に輸出してる横で製材所が地域外から原木輸入してたりするアレ」の原因ですが
特化2次で原材料が不足するも特化1次には在庫が十分にない→特化二次は地域外にトラックを出すように要請、入荷待ちフラグが建つ
この間に特化1次は十分すぎる量の原材料が貯まったので輸出先を検索する→特化2次は地域外からの入荷待ちで受け付けてくれない
→特化1次は近場の材料の無い工場に輸出できず地域外へ輸出…という感じみたいです
二次施設に搬入して余った場合の再検索は入荷待ちフラグを無視して搬入できるようですが
そもそも地域外にトラックを要請してる時点で都市内のどの一次にも在庫が十分にない状態なんでほぼ起こりません
(おそらくカスタムアセットで容量の大きいトラックを使っている場合くらいでしょう)
このタイミングのずれを無くすには都市内に在庫をプールしておくことです
なんとかしてこれを解決できないかいろいろ実験していたら一つ気が付きました
4×4の畑からより4×2のほうがトラック出てくる間隔長いよねってことです
出荷先が市内に無い状態で調べたところ、4×4は25日、4×3は33~35日、4×2は50日間隔で地域外に輸送していました、これは面積比とほぼ等しいです
(4×3が安定しないのはトラックの容量に対して生産量が割り切れないため、都市外へ出荷する閾値を超えるタイミングがずれてしまうためだと思われます)
(出荷タイミングがトラック容量に関わってくるのは一般産業やカスタムアセットを使った検証時に確認済、
バン(内部値8000)とその他の車(内部値6000)で出荷された場合では次の出荷までのタイミングも微妙に違います)
おそらく内部値がその産業がもともと使う車の容量(特化産業では8000固定、カスタムアセットを入れても変わらず)もしくはそれより小さいアセットがある場合はそのどちらかタンダム、を超えたタイミングが出荷可能になるタイミングで、2倍を超えるとその値だけを地域外に向けて輸出する、といった感じです
(容量の大きなアセットを入れた場合デメリットは特にないですがメリットもあまり無いです、容量を十分に使わないで都市内外に向かいます
都市外から輸入される原料と加工品は常に満タンで来るため輸入の車は大幅に減らせるように思えますが
材料の無い工場はそれぞれ別個にトラックを呼ぶので余った分を配ってくれるだけでそこまでの効果はありません
大体は複数台着てそれぞれかなり余らせたまま帰っていきます
容量の小さなアセットを入れるとすぐに内部値が容量の二倍になってしまってどの工場もすぐに地域外に輸出し始めます
都市内の要請にはすぐに応えられるようになっていると思いますが地域外輸出になり易くなるために
一般産業に対して特化の割合をかなり多くしないといけなくなるうえ、トラックの稼働率が高くなりデメリットばかりが目立ちます
総論としてはカスタムアセットを入れてもそこまで改善しないという感じです)
だいぶ長くなってしまいましたが結論だけ言えば「面積に半比例して無駄に輸出をしにくくなる」って事です
4×4よりも4×3、4×2のほうが市内の工場に出荷しやすくなります
小さければ小さいほど無駄に輸出しにくくなりますが道路に対しての効率や見た目が悪くなるので(重要!)
個人的には4×2あたりがちょうどいいかな、という感じです
また、二次施設以降は出荷だけでなく入荷もあるのであまり細かいと入荷時の路駐で後続を止めてしまいやすくなりますし
そもそも二次施設以降は消費量や生産量が施設Lvによって違うのである程度勝手に並が平均化されていくのでそこまで気にならないでしょう
とはいえ裏路地に1×1を並べておくとかなりの緩衝材にはなります(相当長い間自分で地域外からトラックを呼ばないため)
理論上は1×1の特化二次は400日毎に1トラック生産し、前の原料入荷から400日経つと市内に原材料を募集し、
そこからさらに400日間市内に十分な原料を持った特化一次が居ない状態が続いた場合に地域外からトラックを呼ぶ、と思われます
(書いていて気が付きましたが、非常に長いスパンで製品を生産する、というのはIT特化のオフィスの仕様と同じですね
DLCを入れてないので検証できませんし、トラックが出ないと検証が難しいのでとりあえず保留ですが
ITオフィスを建てまくった近くの商業地区の品物不足がかなり改善する、とよく見かけるのはこれが原因なような気がします)
つまり路地裏に1×1一般産業を詰め込めるだけ詰め込むと商品不足が改善する可能性が微レ存?
今のところ効果が保証できるのは特化1次と2次くらいですが他の産業でもそれなりに効果はありそうです
たまには4×4だけでなく小さな工業スペースも建ててみてくださいね
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